第11回 在宅複雑困難事例—本人の意思・感情との間で

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【ケース概要】
1例目
80代、男性。糖尿病性足壊疽。
訪問診療中の独居高齢者。経済的に困窮しており、住まいは狭く、水回りは共用である。ADL低下のため共同トイレの使用が難しくなってきているが、自室にポータブルトイレを置く余裕もない。衛生状態が保てなくなっており、糖尿病性足壊疽も入院治療を要する状態だが、本人は強く拒否している。

2例目:90代、女性。
訪問診療中の独居高齢者。成年後見人である男性に対し恋愛感情がうかがわれる内容の連絡(電話・FAX)を、昼夜かまわず頻回に行っている。精神疾患の関与も疑われるが、現時点では明確でなく線引きが難しい状態。後見人からは、患者からの連絡の日時や内容の報告が継続的に寄せられている。

【出演(パーソナリティ)】
藤沼 康樹
(生協浮間診療所/医療福祉生協連家庭医療学開発センター:CFMD)
金子 惇
(横浜市立大学大学院 データサイエンス研究科 ヘルスデータサイエンス専攻)
綿貫 聡
(医療法人社団 おうちの診療所)
八百 壮大
(JCHO横浜保土ケ谷中央病院 総合診療科)

【このカンファで語られている10点ポイント】 
パーソナリティ近況報告

1例目「風呂・トイレなし。それでもここを終の棲家に
本人の意思を尊重するための壮絶な現場
「在宅継続 vs 入院」の二項対立を脱構築せよ
「こういう亡くなり方もあり」
“ゴミ屋敷”状態はQOLが低いのか?
とはいえ、“入院嫌い”が“入院好き”になることもある

2例目「恋愛? 推し活? ストーカー? 妄想?
もしも“男女逆転”したら…
90歳の“コンプラ違反”!?―ホワイト化する社会で
「ライフヒストリー」や「寂しさ」が妄想に表れる

支援者の安全確保の問題も
地域の精神科病院との連携、どうしてますか?

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