吉永 亮（飯塚病院東洋医学センター漢方診療科）
Answer
もともと服用している漢方薬があれば，いったん中止することが原則です。ただし，便秘や不穏の悪化など必要に応じて漢方治療を継続したほうがよい場合もあります。
もともと漢方薬を服用している患者が風邪などの急性疾患にかかった場合は，いったんもとの漢方薬は中止することが原則です。激しい症状が現れた場合，まずはそちらから治療を行うという漢方治療の原則〔先急後緩（せんきゅうこうかん）〕に基づいています。
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