第23回 【エッセイ】奇脈の診かた

徳田 安春(群星沖縄臨床研修センター)

 

動脈圧では呼吸性の変動をみることがある。健常者でも血圧は吸気時に低下し呼気時に上昇するが,3~9mmHg程度の変動に留まる。この呼吸性変化が10mmHg以上となる場合,奇脈(pulsus paradoxus)と呼ぶ。健常者でも血圧は吸気時に低下することから,吸気時に低下すること自体が「奇妙」あるいは「逆説」というわけではない。

 

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