徳田 安春(群星沖縄臨床研修センター)
動脈圧では呼吸性の変動をみることがある。健常者でも血圧は吸気時に低下し呼気時に上昇するが,3~9mmHg程度の変動に留まる。この呼吸性変化が10mmHg以上となる場合,奇脈(pulsus paradoxus)と呼ぶ。健常者でも血圧は吸気時に低下することから,吸気時に低下すること自体が「奇妙」あるいは「逆説」というわけではない。
本ページの「役立った!」機能をお使いいただくには
「有料記事の購入」「アクセスコードの登録」などを行い
記事の閲覧権限を得ていただくことが必要です。
※記事により、指定の医療関係者(医師、看護師、コメディカルなど)以外は
お使いいただけない場合もございますのでご了承ください。