第6回 夫婦と“病い”と(『19番目のカルテ』第6話より)

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漫画『19番目のカルテ』を読んで、“ドクターG度”検定クイズに挑戦!
あなたは初級? 中級? 上級?

※本記事は、漫画『19番目のカルテ―徳重晃の問診』のドラマ化(TBS系日曜劇場)を記念し、2021~2022年に掲載された『総合診療』誌での同作関連の連載より、第6回(2021年9月号、p.1141~1143)を「1カ月間限定」にて復刻するものです。

※特設サイトでは、『19番目のカルテ』を期間限定にて無料でお読みいただけ、そのエピソードに因んだ「“ドクターG度”検定」に挑戦できます。自動採点され、正解とミニ解説に加え、同作の主人公・徳重晃先生からのコメントも! 結果は、ぜひSNSでシェアしてみてください。

【今月の出題・解説】徳田安春(臨床研修病院群 プロジェクト群星沖縄研修センター)

まずは漫画の試し読みから!

 特設サイトから『19 番目のカルテ』第6話「夫婦と“病い”と」を読もう! 読んだら、以下の「“ドクターG度”検定」に挑戦しましょう!

“ドクターG度”検定に挑戦しよう

Q1 糖尿病はあるホルモンの働きが低下することが原因で起こります。そのホルモンとは?

 コルチゾール
グルカゴン 
アドレナリン
インスリン

Q2 1型糖尿病の発症が多いのは、次のうちどの年齢期?

小児期
中年期
高齢期
後期高齢期

Q3 糖尿病特有の慢性合併症は、網膜症と腎症に加えて、もう1つは?

狭心症
神経障害
閉塞性動脈硬化症
脳梗塞

Q4 図1は、糖尿病が危険因子となって起こることがある合併症の写真です。両手のひらの中にある腱膜と皮下組織の拘縮により、第4指の関節の動きが低下しています。病名は?


図1
腱膜と皮下組織の拘縮により両手第4指の関節の動きが低下している(文献1より)

Dupuytren拘縮
関節リウマチ
手湿疹
ばち指

Q5 糖尿病患者さんでは、勃起不全のリスクが高くなります。その場合の機序で、精神・心理的要因として重要なのは?

摂食障害
統合失調症
不安症
うつ病・抑うつ状態

深読み解説

 糖尿病の患者さんのケアでは、ご本人だけでなく、ご家族の協力を得ることが重要です。今回のストーリーで主人公の総合診療医・徳重先生は、患者さんの妻の話をよく聞いて協力を得ることに成功していますね。では、解説をしていきましょう。

解説 Q1

 正解はインスリンで、膵臓のβ細胞から分泌されるペプチドホルモンです。膵臓から血液中に分泌され、肝臓や筋肉などのさまざまな細胞に結合して作用を現します。糖尿病には特殊なタイプもありますが、代表的なタイプに1型と2型があります。いずれも血液中の糖の濃度が上がりますが、インスリンの働きが低下する機序が異なります。1型ではインスリンの分泌が低下しますが、2型では体中の細胞のインスリンに対する感受性が落ちます。

 

インスリン

【文献】
1)Karbowiak M, et al : Dupuytren's disease. BMJ 373 : n1308, 2021.[PMID 34088710


Q2以降の解説およびクイズの答えは、『総合診療』電子版ポータルサイトでご参照ください。


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