第12回 正しい“心配”(『19番目のカルテ』第12話より)

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漫画『19番目のカルテ』を読んで、“ドクターG度”検定クイズに挑戦!
あなたは初級? 中級? 上級?

※本記事は、漫画『19番目のカルテ―徳重晃の問診』のドラマ化(TBS系日曜劇場)を記念し、2021~2022年に掲載された『総合診療』誌での同作関連の連載より、第12回(2022年3月号、p.363~365)を「1カ月間限定」にて復刻するものです。

※特設サイトでは、『19番目のカルテ』を期間限定にて無料でお読みいただけ、そのエピソードに因んだ「“ドクターG度”検定」に挑戦できます。自動採点され、正解とミニ解説に加え、同作の主人公・徳重晃先生からのコメントも! 結果は、ぜひSNSでシェアしてみてください。

【今月の出題・解説】徳田安春(臨床研修病院群 プロジェクト群星沖縄研修センター)

まずは漫画の試し読みから!

 特設サイトから『19 番目のカルテ』第12話「正しい“心配”」を読もう! 読んだら、以下の「“ドクターG度”検定」に挑戦しましょう!

“ドクターG度”検定に挑戦しよう

Q1 飲酒量に関する日本の基準において、「1ドリンク」とはエタノール何gに相当する?

8g
10g
12g
24g

Q2 飲酒により「フラッシング反応」が出るアジア人男性でリスクが高くなるがんは?

食道がん
胃がん
腎がん
肺がん

Q3 アルコール依存症によく合併する「ビタミンC欠乏症」は?

くる病
Wernicke-Korsakoff症候群
ペラグラ
壊血病

Q4 「肺塞栓症」のリスク因子は?

 長期安静臥床
過剰な運動
低体温
高体温

Q5 「重症型肺塞栓症」では、どのタイプのショックを呈する?

 低容量性
分布性
心原性
閉塞性

深読み解説

 本エピソードでは、外来患者の星崎さん(職業はウェブ系デザイナー)が「生活習慣」に関連する病気を発症していました。生活歴を詳しく聞くことで、総合診療医の滝野先生は正しい診断に見事に到達できましたね。特に「飲酒」と「仕事」について尋ねることは大切です。

解説 Q1 

 健康のためには、飲酒は適量に留めるとよいでしょう。では、どの程度の飲酒量までがよいのでしょうか? その目安として「摂取エタノール量」による基準が用いられ、エタノールのg数に応じた「1ドリンク」と呼ばれる単位が用いられています。その量は国によって異なり、日本では「10g」米国では「14 g」、英国では「8 g」を1ドリンクとしており、オーストラリアやニュージーランド、オーストリアも日本と同じ「10 g」です。
 「健康日本21」では、男性の“節度ある適度な飲酒” を「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20 g程度である」と定めています1)。すなわち1日「
2ドリンクまで」ですが、女性は「1ドリンクまで」、すなわち男性の半量に留めることが推奨されています。一般に女性は、男性に比べてアルコール分解速度が遅いためです。体重あたりの飲酒量が同じであっても、女性は男性に比べて臓器障害を起こしやすいことも知られています。
 1ドリンクは、ビール(アルコール度数 5%)で「250mL」、チュウハイ(7%)で「180mL」、焼酎(25%)で「50mL」、日本酒(15%)で「80mL(0.5合)」、ウイスキー(40%)で「30mL」、ワイン(12%)で「100 mL」に相当します。晩酌がお好きな方は、この数値を紙に書いて自宅の壁に貼っておくと、自己管理に役立つと思います。

10g

Q2以降の解説およびクイズの答えは、『総合診療』電子版ポータルサイトでご参照ください。

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