第59回 誤嚥性肺炎のtips

執筆:伊東 完(東京医科大学茨城医療センター総合診療科)
監修:岡本 耕(東京医科歯科大学病院 感染症内科・感染制御部)

 

Keywords:誤嚥性肺炎,ABCDEアプローチ,摂食・嚥下の5期モデル

 

Q. 誤嚥性肺炎の患者にできることを教えてください!  

A. 絶食・抗菌薬投与で終了にせず,ポジショニングや口腔ケア,薬剤調整などを行いながらも,背景となる疾患が隠れていないかを探す習慣を身につけましょう!

 

超高齢社会である日本において,臨床に携わる以上は誤嚥性肺炎も避けては通れません。嚥下機能の廃絶ということで,「抗菌薬で治療するが,その後も誤嚥そのものが治らなければ看取り」と考えてしまうかたもいるかもしれません。しかし,実際には抗菌薬治療以外にもできることがまだまだあります。今回は,そんな誤嚥性肺炎に対して,医療従事者がどこまでやれるかを解説していこうと思います。今回,抗菌薬選択の話題を扱っていない点はご容赦ください注1

 

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