第4回(前編) 「医療」×「ウェルビーイング」


石川 善樹(公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事)
平島 修(徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター 名瀬徳洲会病院内科)

※『総合診療』誌連動企画! 本対談は『総合診療』33巻9号(2023年9月号)pp1091-1097にダイジェスト版を掲載しています。本連載では3回に分けて完全版を掲載いたします。

ウェルビーイングの原点を探る!
私がウェルビーイングという言葉を最初に耳にしたのは,3年前に石川善樹さんの著書『フルライフ―今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略』(NewsPicks Publishing)を手にしたときだった。ちょうど「老後2000万円問題」とか「人生100年時代」という言葉で,世の中が不穏な空気にさらされていた。そして今,書店をのぞくと一般書から医療雑誌まで“ウェルビーイング”という言葉を見ない日がないほどである。今回“ウェルビーイングの申し子”である石川さんとの対談を通して,「ウェルビーイングとは何か?」さらに「ウェルビーイングが現代社会になぜ必要とされているのか?」について,読者の皆さんが関心をもって思考を深めるきっかけとなれば幸いである。(平島 修)

 

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