第6回(後編) 「医療」×「音楽」


アン・サリー(シンガーソングライター,内科医)
平島 修(徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター 名瀬徳洲会病院内科)
※『総合診療』誌連動企画! 本対談は『総合診療』34巻1号(2024年1月号)pp75-81,および34巻3号(2024年3月号)pp319-325にダイジェスト版を掲載しています。本連載では3回に分けて完全版を掲載いたします。

「好き」を追求して生きる─歌手として,そして医師として
私が医学生だった頃,CDショップの試聴コーナーで透き通るような歌声に出合った。そのときから魅了されているのだが,以来,私に音楽の素晴らしさを教えてくれているのが,シンガーソングライターであり医師であるアン・サリーさんだ。研修医時代に音楽デビューを果たしたアンさんのその姿は,「医師は堅い仕事」というイメージに風穴を開けてくれた。以来,私の人生にも大きな影響を与え続けてくれる存在である。このたびは歌手として医師として,今を生きていらっしゃるアン・サリーさんに,ご自身のこれまでの人生について,そして「音楽のチカラ」についてお話を伺った。対話が深まるにつれ,知られざるアン・サリーさんの真の姿が,美しく浮き彫りになる。「好き」を追求して生きるとはどういうことなのか? そして「アート」とは何か?(平島 修)

 

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