ケース13(症例編)癒合性紅斑となる感染症

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執筆:谷口 智宏(県立広島病院 総合診療科・感染症科部長) 
執筆協力:米本 仁史(大和高田市立病院 感染症内科部長) 

症例

患者 30代男性。ADLは自立

主訴 発疹、倦怠感

現病歴 来院数日前より、口腔内アフタ、脱毛、微熱を生じたため、内科外来を初診した。外来担当医が診察し、血液検査でRPR 183 R.U.、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗原抗体陰性であった。梅毒と診断し、HIV RNA定量を提出のうえで、アモキシシリン1回750mgを1日4回内服で処方された。HIV RNAは陰性と判明。内服を開始して8日後に発熱が出現したためアモキシシリンは中止した。その2日後に顔面から体幹に紅斑が出現し、掻痒感はわずかで、紅斑は癒合傾向あり。咽頭痛も伴い、倦怠感も強くなったため外来を再診した。 

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