第3回 「説得」困難事例,どうする?

【ケース概要】
慢性心不全の増悪や転倒を繰り返している高齢者。
再入院予防のためのさまざまな提案をしてもなかなか聞き入れてもらえず,同居の家族の支援も得られにくい。訪問診療も介護サービスも「自分でできるから要らないですよ」と拒否してしまう。ちょっとした工夫で予防できそうなのに,取りつく島もない状態である。どうアプローチしたらよい?

※本ケースは、2024年6月9日(日)に第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会にて行われたインタラクティブセッション16「Metropolitan FM Conference!」の振り返りです。

 

【このカンファで語られている4点ポイント】
①「キーパーソン」を限定することに意味はある?
②演説よりも演劇を!? 農村医学的アプローチを日常診療でやってみる。
③「身体」にうまく働きかけると,言葉以上に伝わることも!
④医療化する前に「ライフヒストリー」を丁寧に聴いてみる意義とは?

 

【出演】
藤沼 康樹(生協浮間診療所 / 医療福祉生協連家庭医療学開発センター:CFMD)
金子 惇(横浜市立大学大学院 データサイエンス研究科 ヘルスデータサイエンス専攻)
綿貫 聡(東京都立多摩総合医療センター 救急・総合診療科)
八百 壮大(JCHO横浜保土ケ谷中央病院 総合診療科)

 

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