第10回 若年患者の在宅医療、プライマリ・ケアとして何ができるか?

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【ケース概要】
1例目
40代、女性。COVID-19。
妊娠中にCOVID-19に罹患・重症化し入院。無事出産はできたが、COVID-19後遺症のためリハビリテーション病院に転院した。呼吸機能障害などの後遺症が残り、主治医
として、退院後の生活や育児への影響が懸念されるが…。

2例目30代、男性。血液疾患(悪性腫瘍)。
治療のため入院中だが、本人から「退院して家族と過ごしながら、在宅で治療も継続したい」との希望があった。専門性の高い薬物療法で制約も多く、その経験に乏しい在宅医として、引き受けてよいかどうか迷ったが…。


【出演(パーソナリティ)】
藤沼 康樹
(生協浮間診療所/医療福祉生協連家庭医療学開発センター:CFMD)
金子 惇
(横浜市立大学大学院 データサイエンス研究科 ヘルスデータサイエンス専攻)
綿貫 聡
(医療法人社団 おうちの診療所)
八百 壮大
(JCHO横浜保土ケ谷中央病院 総合診療科)

【このカンファで語られている10点ポイント】 
パーソナリティ近況報告
実は「健康」についてよく知らなかった!(綿貫)
今ドキの若者の「地域活動」(金子)
改めて「バタイユ」にハマっています(藤沼)
「医療」は出しゃばらないほうがよさそうです(八百)

1例目「産婦のCOVID-19後遺症、親子関係への影響は?」
コロナ禍の“デルタパニック”を振り返る
リハ科のみなさんの思いを初期研修ぶりに知れました
親に障害はあれども、子は育つ?
障害者福祉や公的育児支援活用の可能性も
それは「ヤングケアラー」か?

2例目「血液がんの専門的治療を在宅で行うには?」
どこまで責任をもって踏み込むか?
都市部と地方・へき地のリソースの違い
SNSで発信している患者さんのこと―人間は「テクノコンシューマー」である

Hospital at Home―在宅医療も専門分化していくの?
リソースが多いからこその悩みも

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