執筆:木村 眞司(北海道・砂川市立病院 総合診療科)
毎週,プライマリ・ケアに役立つ実用的なテーマでオンラインレクチャーを行ってきた「プライマリ・ケアレクチャーシリーズ(PCLS)」が,本年5月で満20周年を迎えました。2004年に北海道で札幌医科大学医学部地域医療総合医学講座と関連医療機関の計8カ所からスタートしましたが,現在は全国規模となり,毎回90~100カ所の病院や診療所などから推定約300人が参加しています。2024年9月現在で960回を超え,2025年には通算1,000回を数える予定です。また,2005年10月には,「プライマリ・ケアカンファレンス(PCC)」も開始し,症例共有や抄読会を行っています。こちらは途中1年間の休止を挟んでリニューアルし,通算800回(推定)を数えます。
本稿では,このPCLSとPCCの現在をご紹介します。医療関係者なら「誰でも」「いつでも」「どこにいても」無料で参加可能です。みなさんも参加してみませんか?(申込み方法はこちら)