第35回 心不全で入院した患者にもSGLT2阻害薬を投与すべき?

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青島 周一(医療法人社団徳仁会中野病院薬剤部)

 

糖尿病治療薬として開発されたSGLT2阻害薬ですが,現在では心不全に対する標準的な治療薬としての地位を確立しつつあります。一方,心不全の増悪によって入院した患者に対する同薬の有効性について,質の高いエビデンスは限られていました。

2025年8月に報告されたDAPA ACT HF-TIMI 68試験1)では,心不全で入院した患者にダパグリフロジンを投与しても,心血管死亡もしくは心不全悪化リスクの低下は示されませんでした。

 

背景エビデンス
-心筋梗塞後におけるSGLT2阻害薬の効果 



図1 心筋梗塞後におけるSGLT2阻害薬の効果

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