青島 周一(医療法人社団徳仁会中野病院薬剤部)
高齢男性においては,下部尿路症状に対してタムスロシンなどのα1遮断薬が広く処方されている一方で,同薬には低血圧や転倒といった潜在的な有害事象リスクも懸念されます。下部尿路症状は自然軽快することも多く,患者の状態によっては積極的な減薬が考慮できます。下部尿路症状を有する高齢男性を対象としたPERSONAL試験1)では,タムスロシンを投与されている患者の3人に1人で積極的な減薬を考慮できる可能性が示されました。
背景エビデンス-前立腺肥大症に対するタムスロシンの効果

図1 前立腺肥大症に対するタムスロシンの効果