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【エントリーNo.6】山本浩一(大阪大学大学院医学研究科 老年・総合内科学 教授、大阪大学医学部附属病院 総合診療専門研修プログラム責任者)

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卒後4年目、大阪の循環器専門病院でのレジデント生活を送っていた私は、豊富な心疾患の症例をこなすうち、「心臓の急性期治療なら任せろ」という気分になっていました。
ある夜、心原性ショックの80代女性が搬送されてきました。緊急CAG(冠動脈造影検査)で多枝病変の不安定狭心症と判明。即在にIABP(大動脈内バルーンパンピング)を挿入し、緊急PCI(経皮的冠動脈インターベンション)を施行。無事に救命し、数日後に一般病棟に転棟させることができました。
「よし、完璧だ」
私は(おそらくドヤ顔で)ベッドサイドに向かい、「リハビリして、退院に向けて頑張っていきましょうね」と声をかけました。
しかし、患者さんから返ってきたのは、


