第62回 患者さんと治療者の垣根はない 
松林 直(福岡徳洲会病院心療内科・内分泌・糖尿病内科 顧問)

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本連載では2012年1月から2014年4月にかけて医学書院の電子ジャーナルサイト「MedicalFinder」に掲載されたエッセイ『内科医の道』を復刻掲載します。さまざま困難を乗り越えて道を切り拓いてきた先達たちが贈る熱いメッセージは,時を経てもその価値は変わりません。内科医人生の道しるべとなる珠玉のエッセイを堪能ください(注:断り書きがない場合,執筆内容,所属などは初出時のものです

松林 直(執筆時:福岡徳洲会病院心療内科) 
初出日:2013/01/25

 

山に喩えれば,エベレストに相当する臨床の最高峰に位置する内科医を志そうとする若い先生方にメッセージを贈る栄誉に恵まれ,感謝を申し上げます。

 

皆さんは心療内科という臨床分野をご存知ですか。

 

心療内科は内科疾患を患っている患者さんを心身両面から捉え,患者さんと一緒に疾患に対峙し,治療にあたるという分野です。うつ病や不安障害に伴う身体症状を診る科ではありません。

 

私は九州大学心療内科で池見酉次郎先生,中川哲也先生,玉井 一先生,久保千春先生に教わり,心療内科という道を30余年歩いてきました。

 

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