第71回 ジェームズ・ボンドと循環器内科医  
加藤 真帆人(医療法人社団潮友会うしお病院循環器内科)

ブックマーク登録

本連載では2012年1月から2014年4月にかけて医学書院の電子ジャーナルサイト「MedicalFinder」に掲載されたエッセイ『内科医の道』を復刻掲載します。さまざま困難を乗り越えて道を切り拓いてきた先達たちが贈る熱いメッセージは,時を経てもその価値は変わりません。内科医人生の道しるべとなる珠玉のエッセイを堪能ください(注:断り書きがない場合,執筆内容,所属などは初出時のものです

加藤 真帆人(執筆時:日本大学医学部内科学系循環器内科学) 
初出日:2013/03/15

 

小学生の頃,テレビで映画「ダブルオーセブン/ジェームズ・ボンド;007/James Bond」を観た。たしか「サヨナラ,サヨナラ」の淀川長治氏が解説をしていた番組だったと思う。私が初めて見た007は,主演がショーン・コネリーで,映画の名前は『007/ゴールドフィンガー』だったと思う。  

「かっこいい!」

もう夢中だった。

世界中をまたにかけ活躍し,24時間緊張の連続で,時には命を狙われ,また時には凄い車に乗り,さらには美女たちにモテモテ。そんな「ジェームズ・ボンド」は僕の憧れだった。
母に聞いた。
「どうやったら殺しのライセンスを手に入れられるの?」
「どうやったらスパイになれるの?」

続きを読むには
無料の会員登録 が必要です。

こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?