第77回 失敗をおそれずチャレンジしつづけること 
谷口 晋一(鳥取大学医学部地域医療学講座)

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本連載では2012年1月から2014年4月にかけて医学書院の電子ジャーナルサイト「MedicalFinder」に掲載されたエッセイ『内科医の道』を復刻掲載します。 さまざま困難を乗り越えて道を切り拓いてきた先達たちが贈る熱いメッセージは,時を経てもその価値は変わりません。内科医人生の道しるべとなる珠玉のエッセイを堪能ください(注:断り書きがない場合,執筆内容,所属などは初出時のものです

谷口 晋一(執筆時:鳥取大学医学部地域医療学講座)
初出日:2013/06/21

 

私が医学部を卒業した1985年といえば,今から28年前,松田聖子が全盛の時代だった。まだバブル時代の前の段階で,なんとなく未来は明るいんじゃないかという空気があった。私は鳥取県鳥取市に生まれ医師を志望して地元の鳥取大学医学部に入学した。鳥取という所は人口は少ないが自然豊かな人情厚い土地であり,地元のために役に立ちたいと思って医学部を志望した。学生時代は地域医療を勉強したいと考え,農山村のフィールドに入ってアンケートにまわり健康課題を考えるサークルに入っていた。当時はいたってのんびりした空気のなかで学生生活を送った。

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