本連載では2012年1月から2014年4月にかけて医学書院の電子ジャーナルサイト「MedicalFinder」に掲載されたエッセイ『内科医の道』を復刻掲載します。 さまざまな困難を乗り越えて道を切り拓いてきた先達たちが贈る熱いメッセージは,時を経てもその価値は変わりません。内科医人生の道しるべとなる珠玉のエッセイを堪能ください(注:断り書きがない場合,執筆内容,所属などは初出時のものです)
喜舎場 朝雄(執筆時:沖縄県立中部病院呼吸器内科)
初出日:2013/08/09
私は自治医科大学を卒業して沖縄県立中部病院で初期研修をする機会を得て,最初の2年間で数多くのcommon diseaseに触れることができました。初期研修の間は,発熱・水分管理・電解質・一般診察などの基本的なことをきちんと学んでいくことが,のちのちの内科医としての力の礎になると思います。地味ですが,基本を大切にしてほしいと思います。