第10回 急性の全身脱力―①周期性四肢麻痺

長野 広之(天理よろづ相談所病院 総合内科) 

 

前回は総論として,救急外来における非特異的症状として全身脱力が多く認められること,感染症などに伴う倦怠感で動けず全身脱力という主訴をきたすことがあること,神経診察が重要なことなどを述べました。今回は重要な鑑別診断である周期性四肢麻痺について説明します。

 

続きを読むには
無料の会員登録 が必要です。

こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?