第1回 イチョウ,ギンナン(銀杏)
上條 吉人(埼玉医科大学教授臨床中毒学講座 / 同大学病院臨床中毒センター長)


頻度:★☆☆☆☆ 危険度:★☆☆☆☆

 

■ 初期対応 


Q1特徴的な症状は? 
A1ギンナンの多食後1~12時間で全般性強直発作,全般性間代発作,全般性強直間代発作が生じます。3歳未満の小児が圧倒的に多く,患者全体の60%を占めます。 

 

解説:ギンナンの多食後1~12時間で全般性強直発作,全般性間代発作,全般性強直間代発作が生じます。嘔吐,下痢,腹痛などの消化器症状,または意識障害,呼吸困難を伴う場合もあります。原因物質である4’-O-methylpyridoxine(MPN)は腸肝循環するので痙攣発作が繰り返し生じることがあります。年齢が低いほど重症となる傾向があります。 

 

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