第26回 ドクゼリ(毒芹) 
上條 吉人(埼玉医科大学教授臨床中毒学講座 / 同大学病院臨床中毒センター長)

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頻度:★☆☆☆☆ 危険度:★★★☆☆

 

■ 初期対応 


Q1:特徴的な症状は?
A1:経口摂取後15~60分で悪心・嘔吐,下痢,腹痛などの消化器症状が生じ,これらの前駆症状に引き続いて,75分以内に全般性発作が生じます。

 

解説:経口摂取後15~60分で悪心・嘔吐,下痢,腹痛などの消化器症状が生じます。これらの前駆症状に引き続いて,75分以内に全般性発作が生じ,重積することがあります。このほかに,紅潮,発汗,流涎,気道分泌過多,めまい,散瞳,不安,せん妄,昏睡,振戦,運動失調,筋力低下,呼吸抑制・呼吸停止,頻脈,徐脈,血圧低下,不整脈,横紋筋融解症,血尿,蛋白尿,急性腎不全,代謝性アシドーシスなどが生じます。重症例や死亡例の報告も散見されます。 

 

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