
頻度:★☆☆☆☆ 危険度:★☆☆☆☆
■ 初期対応
Q1:特徴的な症状は?
A1:トウゴマの種子の摂取後3~20時間で,急性胃腸炎症状などが生じます。
解説:トウゴマの種子の経口摂取後3~20時間で,悪心・嘔吐,時に血性の下痢,腹痛などの急性胃腸炎症状,筋肉痛,四肢の攣縮などが生じます。その後,脱水,頻脈,血圧低下,循環血液量減少性ショック,急性循環不全,呼吸困難,肝腎機能障害,多臓器不全,電解質異常などが生じます。主な死因は急性循環不全または多臓器不全です1, 2)。トウゴマの種子の経口摂取による致死率はきわめて低いのですが,抽出物の静注,筋注,または皮下注による死亡例は散見されます3)。