青島 周一（医療法人社団徳仁会中野病院薬剤部）
心房細動患者に対する直接経口抗凝固薬（DOAC）のエビデンスは豊富であり，脳梗塞の発症リスクを低下させる効果が期待できます。一方，脳内出血の既往がある心房細動患者においては，脳内出血の再発リスクが懸念されます。
脳内出血の既往を有する心房細動患者を対象としたPRESTIGE-AF試験1)では，DOACの投与によって脳梗塞の発症リスクが低下した一方，脳内出血の再発リスクが増加しました。
図1 脳内出血患者における心房細動の有病割合と抗凝固薬
こちらの記事の内容はお役に立ちましたか？
本ページの「役立った！」機能をお使いいただくには
「有料記事の購入」「アクセスコードの登録」などを行い
記事の閲覧権限を得ていただくことが必要です。
※記事により、指定の医療関係者（医師、看護師、コメディカルなど）以外は
お使いいただけない場合もございますのでご了承ください。
この記事の連載「グラフィカル・ジャーナルクラブ──ビジュアルで読み解くエビデンス」をフォローしますか？
連載の更新がマイページから確認できます。
この記事の連載「グラフィカル・ジャーナルクラブ──ビジュアルで読み解くエビデンス」のフォローを解除しますか？