第6回 「既知の診断」という罠 ―隠されたシグナルを聴く

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文責:杉原 伸明(北海道GIMカンファレンス世話人代表/北海道家庭医療学センター、帯広協会病院 総合診療科)

 

 去る2025年11月1日(土)、第40回北海道GIMカンファレンスが、札幌医科大学にて現地とオンラインのハイブリッド形式で開催された前回はカンファ前半のCase 1、ジェネラリストとしての胆力が試される症例の熱気あふれるディスカッションをレポートした。
 カンファ後半のCase 2を担ったのは、函館稜北病院総合診療科の霜田英見先生だ。提示されたのは、commonな症状である「発熱」を主訴に来院した高齢男性の症例。しかしその背景には、診断推論における古典的な落とし穴、あるいは身体診察の盲点と言えるような、とある所見が隠されていた。

 

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