第1回 大建中湯(ホップ編)― 大建中湯はおなかの冷えを目標に投与する 
吉永 亮(飯塚病院東洋医学センター漢方診療科)

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大建中湯(だいけんちゅうとう)は消化器外科領域で術後腸閉塞の予防目的にクリニカルパスに組み込まれるほど幅広く使用され,日本で最も多く処方されている漢方薬です。古典には「腸がムクムクと動いて,まるで頭と足があるかのように腹壁から腸管蠕動が見えて,腹痛がある場合には大建中湯を用いる」と記載され,当時から腹壁が軟弱で,腸蠕動が見えるような腸閉塞に用いられていたことがわかります。

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