第8回 小青竜湯(ステップ編)―小青竜湯の適応をもっと詳しく 
吉永 亮(飯塚病院東洋医学センター漢方診療科)

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小青竜湯(しょうせいりゅうとう;ツムラNo.19)の構成生薬として、発汗作用のある麻黄(まおう)と桂皮(けいひ)を含むことは麻黄湯(まおうとう)や葛根湯(かっこんとう)と共通です。小青竜湯にはさらに身体を内部から温める乾姜(かんきょう)と細辛(さいしん)、鎮咳作用や水分代謝を改善させる半夏(はんげ)、五味子(ごみし)などの生薬が含まれます。

 

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