第29回 診断の不確実性:総論
―「どうしたらいいかわからない!」と思ったときの仕事術


天野 雅之(南奈良総合医療センター総合診療科) 


【状況】虫垂炎を尿路結石だと見誤った杏奈。臨床現場で適切な臨床判断を重ねていく難しさを感じていた。 

杏奈)診断エクセレンスの達成のためには“適切な臨床判断を重ねていく”ことが大切だと学びました(第28回記事参照)。でも,わからないことだらけの現実世界で実現するのは難しそうです。こういうときのスマートな仕事の進めかたを教えてください!

 

飛鳥)そんなときは,「診断の不確実性」を意識した対応をすれば理想に近づけるよ!

 

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