第34回 診断の不確実性:各論⑤Effectual Diagnostic Approach
―不確実性が「高い」と感じたときの仕事術


天野 雅之(南奈良総合医療センター総合診療科)


【状況】診断について飛鳥とともに振り返りを行っている杏奈。不確実性を下げられない場合の対応について思考実験をすることになり,へき地診療所で「1カ月続く謎の腹痛」の患者を診察する場面を想定することにした。 

杏奈)誰にとっても不確実性が「高い」と感じられるときのスマートな仕事の進めかたを教えてください!

 

飛鳥)そんなときは,「Effectual Diagnostic Approach(EDA)1)」の出番だ!

 

続きを読むには
無料の会員登録 が必要です。

こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?