第6回 炎症所見のない盗汗―①更年期障害,②低血糖

長野 広之(京都大学大学院医学研究科医療経済学分野 / よしき往診クリニック)

 

前回は盗汗について総論的に学びました。原因として有名なのは結核やリンパ腫,HIV感染症などを含む炎症性疾患ですが,ほかにもさまざまな疾患で生じ,大きく(1)炎症性疾患,(2)内分泌疾患,(3)その他に分かれます。今回は内分泌疾患である更年期障害と低血糖について学んでいきましょう。

 

続きを読むには
無料の会員登録 が必要です。

こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?