第14回 臨床的な印象と血液ガス分析の解釈に乖離がある症例

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佐藤 武揚(東北大学病院 高度救命救急センター)

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【症例8】
60歳男性、脳出血。
身長 182 cm、体重 100 kg(BMI=30.2 kg/m2)。
既往に高血圧があり、脳出血で入院しました(図1)。治療は亜急性期に入りましたが、あるとき食後に嘔気、呼吸苦をきたしました。まだ中心静脈カテーテルが抜去されずに残っていました。

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