急性期の血液ガス活用術!

images/groups/1739430200_血ガス_バナー.png

執筆:佐藤 武揚(東北大学病院 高度救命救急センター)

 

【月曜更新】重症化を見極めるための“血液ガス”の読み方を教えます。血液ガス分析は動脈血だけでなく静脈血も、重症だけでなく軽症と思われる症例の解釈にも有効です。 

第1回 急性期の重症度見極めに役立つ(2025年4月7日公開)
第2回 動脈血液ガスの正常値を決め,pHをみる(2025年4月14日公開)
第3回 Acidemia:pH<7.40(2025年4月21日公開)
第4回 Alkalemia:pH>7.40(2025年4月28日公開)
第5回 実際に血液ガス分析を評価してみよう(1)(2025年5月12日公開)
第6回 実際に血液ガス分析を評価してみよう(2)(2025年5月19日公開)
第7回 実際に血液ガス分析を評価してみよう(3)(2025年5月26日公開)
第8回 実際に血液ガス分析を評価してみよう(4)(2025年6月2日公開)
第9回 実際に血液ガス分析を評価してみよう(5)(2025年6月9日公開)
第10回 実際に血液ガス分析を評価してみよう(6)(2025年6月16日公開)
第11回 動脈血液ガス分析の実際―その検体は本当に動脈血なのか? (2025年6月23日公開)
第12回 静脈血液ガス分析(2025年6月30日公開)
第13回 ショックの定義(2025年7月7日公開)
第14回 臨床的な印象と血液ガス分析の解釈に乖離がある症例(2025年7月14日公開)
第15回(最終回) 臨床的な重篤感を大事にして、血液ガス分析を有効に活用する(2025年7月21日公開)


佐藤 武揚
東北大学病院 高度救命救急センター
1998年東北大学医学部卒。東北大学病院高度救命救急センター院内講師、消化器外科医。超急性期から慢性期まで、癌外科治療から低栄養まで、患者の生活機能回復をめざし日々診療にあたる。複数臓器障害が絡むような複雑病態や一刻を争う急性期病態でも,惑うことなく逃げることなく、闇の中でも患者さんにやさしく声をかけ、時には笑みをもって悠々と急ぎ、患者だけでなく家族や、周囲の医療者をも助けられる医師を目指している。

記事一覧