第8回 解釈モデル
―「相手は何に困っているのだろう?」と悩んだときの思考法


天野 雅之(南奈良総合医療センター総合診療科)


【状況】ERで「典型的な片頭痛発作の患者」を診察した杏奈。頭部CTを希望する患者に当初はてこずったが,「クモ膜下出血が心配」という相手のIllnessを把握することでスムーズな対応ができた(前回記事参照)。

杏奈)今回の件で,Illnessを把握することの大切さがわかりました。相手のIllnessをスマートに聞き出すコツがあれば教えてください!

 

飛鳥)そんなときは「解釈モデル」を使おう!

 

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