第10回 イシュー思考:問題解決法
―「プロブレムをどう解決しよう?」と困ったときの思考法


天野 雅之(南奈良総合医療センター総合診療科) 


【状況】ERを受診した70代の女性。転倒による右橈骨遠位端骨折と診断した。血管や神経は保たれていた。

杏奈)転倒に関するプロブレムは前回解決しました(第9回記事参照)。次は「骨折に関するプロブレム」ですね! 現状は「利き手の橈骨遠位端骨折」,本人と話し合ったうえで“私たち”の理想は「再来週のゲートボールの試合に出られる」と設定しました。ギャップがあるのはわかりましたが…。ここから先のスマートな仕事の進めかたを教えてください!

 

飛鳥)オッケー! そんなときは「イシュー思考」を使おう!

 

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