第19回 Evidence based medicine
―「疑問は立てたがここからどうする?」と悩んだときの思考法



天野 雅之(南奈良総合医療センター総合診療科)


【状況】鉄欠乏性貧血と診断された若年女性。杏奈は鉄剤処方の量に関して,foreground questionを立てた。

 

杏奈)前回,「P:鉄欠乏性貧血の若年女性に」「I:低用量の鉄剤を投与すれば」「C:高用量の鉄剤投与と比較して」「O:28日後の貧血改善度に差があるか」と臨床疑問(CQ)を立てました! ここから先のスマートな仕事の進めかたを教えてください!

 

飛鳥)ここからは「evidence based medicine(EBM)」の考えかたを使おう! 

続きを読むには
無料の会員登録 が必要です。

こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?