制度と現場の“ズレ”を紐解く 医療政策Q&A

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なぜ制度と現場は噛み合わないのか——。
医療政策への現場の「なぜ?」に、Q&Aで答えます。
制度の“裏側”を知れば、新たな景色が見えてくる!

執筆:谷口 智也(東京都立多摩総合医療センター 救急・総合診療科)

【毎月第4水曜】
なぜ、制度は現場と噛み合わないのだろう?
たとえばコロナ禍の時、なぜ日本はロックダウンをしなかったのか?
医師の働き方改革は、なぜ始まったのか?
日々の臨床の中で、「制度」と「現場」の“ズレ”に疑問を感じたことはありませんか?

筆者は、厚生労働省に勤務したあと医学部に入り、現在は総合診療医として臨床に携わっています。
行政の側から「制度」を見た経験と、「現場」で患者さんを診る医師としての実感。
その両方を併せ持つ立場から、さまざまな医療政策に対する現場の「なぜ?」を起点に、制度の成り立ちや歴史、そして現場への影響について、わかりやすく紐解いていきます。
政策や制度を理解することで、日頃の“モヤモヤ”が晴れ、ご自身の診療やキャリアに関わる問題として考えるきっかけにもしていただけましたら嬉しく思います。

【コンテンツ(予定)】
Q1|なぜ日本はコロナ禍において「ロックダウン」を行わなかったのですか?
・「なぜ医療の値段は自由に決められないの?」
・「なぜ赤字病院が増えているの?」
・「なぜ病床を減らせと言われるの?」
・「なぜ医師偏在は起こっているの?」
・「そもそも“かかりつけ医”とは?」
・「総合診療医を増やせば、医療費を削減できるってホント?」
・「なぜ医師の働き方改革は始まったの?」
・「そもそも日本医師会とは?」

…etc



谷口 智也(たにぐち ともや)
1989年生まれ、鳥取県出身。2013年に京都大学経済学部を卒業後、厚生労働省に入省。政策立案に携わるなかで、自らも臨床の現場に身を置き、臨床医の立場から「政策」と「現場」の双方をつなぐ役割を果たしたいという思いを抱き、
2016年に鹿児島大学医学部に編入学。2021年に同大を卒業後、東京ベイ・浦安市川医療センターにて臨床研修、その間に厚生労働省「勤務医に対する情報発信に関する作業部会」構成員も務めた。2023年より東京都立多摩総合医療センターにて総合診療科の専門研修を開始し、2024年度は西伊豆健育会病院に勤務した。現在は鳥取大学 大学院医学系研究科 博士課程 医学専攻にも在学中。日本プライマリ・ケア連合学会、日本医療政策学会に所属。2026年の第17回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会では、特別企画「プライマリ・ケアを活かす医療政策の共創」に登壇した。